塗り替えをした時に、外壁のひび割れを埋める為に使われる「可塑剤入りのシーリング材」が原因です。
可塑剤は、硬化した後もやわらかく、伸縮性を長期間保つ添加剤です。地震に対してはとても力強い効果を発揮しますが、塗装した塗膜の表面を黒く変色させてしまいます。(ブリード現象)
せっかく綺麗にしても、早ければ半年ぐらいで、遅くとも1〜2年ぐらいで確実に変色します。やっかいな事に、適切な処置をしなければ、この上に何回塗装しても黒く変色するのは直りません。
■初めて塗り替えをする家 初めて塗り替えをされる家でしたら、ノンブリードシーリング材(可塑剤無配合)を使います。このシーリング材でしたら、可塑剤が入っていないので、黒く変色する事はありません。 ■前に塗り替えをして、すでに黒く変色している家 もうすでに黒く変色してしまってる家は、バリヤプライマー(可塑剤移行防止プライマー)を、黒く変色している所に塗布し、次に塗る塗膜が変色するのを防ぎます。